「快適生活」をコンセプトに、ゆたかな暮らしをサポートする新製品を 開発します。
既成概念にとらわれることなく、フレキシブルな発想を育みます。

フィルムソリューションサービス

40年以上の経験にもとづく付加価値のご提案

三共プラスはフィルム関連事業の企画・提案、高機能プラスチックフィルムの販売・加工を行っている会社です。

東大阪にある本社工場では、クラス1000のクリーンルームを導入し、熟練したオペレーターがフィルム製品のシートカット・スリットなどの仕上加工を行っています。

昭和31年の創業以来58年、中でも40年以上に渡りポリエステルフィルム加工を手がけており、この経験を活かして、高機能プラスチックフィルムを活用した製品化を提案する「フィルムソリューションサービス」を進めています。

現在使われている材料を高機能プラスチックフィルムに変更することによって、耐候性・耐熱性・耐擦傷性・耐熱性・電気特性・光学特性などを向上させることが可能になります。
また新たに高機能プラスチックフィルムを使用することによって、従来の製造方法では不可能だった形状や意匠を採用することができたり、製造工程を大幅に短縮することができ、コストの削減や品質・付加価値の向上が可能になります。

FIML工法(フィルムインモールドラミネーション工法)

着色樹脂や塗装では出来なかった形状や意匠表現、製造工程を実現する「三次元成形同時加飾工法」通称「FIML工法(フィルムインモールドラミネーション工法)」には可能性が一杯です。

FIML工法の最大の特徴は、表層にプリフォームしたフィルムを使用することです。
成形性のあるフィルムに印刷や蒸着などの意匠加工を施した後にフォーミングを行ないますので、従来では不可能だった意匠デザインが可能になります。
また、これらの意匠は全てフィルムの裏面・内側に施されていますから、取れたり、剥がれたりすることはありません。
加えて、厚みを持ったフィルム越しに絵柄やデザインを見るために、「深み」「奥行き」が生まれ、高級感が得ることが出来ます。
さらには、フィルム表面にキズ防止のハードコートや指紋防止のアンチフィンガープリントなどの表面処理も行うことも可能です。

生産面において、絵柄や色といった意匠内容の変更は、表層フィルムの差し替えだけで可能ですので、少量多品種の生産にも容易に対応出来ます。
最近では伸長性のあるインクの開発も進んでおり、フィルムにダイレクトにインクジェットでプリントする事例も多くなってきました。このインクジェットプリントの登場により、たった1個のオリジナル加飾も可能になっています。

また少し異なった観点から、FIML工法の大きな利点として環境に優しいことが上げられます。塗装やメッキなどの表面処理はVOCや六価クロムといった環境負荷物質の排出が環境汚染の大きな問題となっていますが、FIML工法はこれらの環境負荷物質を大幅に低減することが可能なクリーンな加飾技術なのです。

詳細はフィルムソリューション事例をご参照下さい。


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